
シリンダーは全面から見てもなかなか良し悪しが判断できないものです。
しかし、シリンダーを背面から見ると、「カム送り(バイパス)解錠」やカラーのもぎ取りなどの破壊行為に対して有効かどうかの判断が可能です。
写真のようにカラーがプレス加工のものは、簡単な工具で潰されてしまい「カム送り(バイパス)解錠」対策用リング(スペーサー)を取付けても、殆ど応急処置程度の効果しかありません。
カラーは、金属(真鍮)の削り出し加工をした頑丈なものを選びましょう。

同じ型式の錠前用のシリンダーであれば、重量が重いものの方が金属密度が高いので、頑丈とみて良いでしょう。
一般に、ワースト1、2に選ばれたようなディスクシリンダーは、骨組みの中に板状のタンブラーが並べられているだけなので、ピンシリンダーのような金属塊に穴を開けて構造を作り出しているものに比べて強度が弱く、ドリルなどの破壊行為に耐えられません。
前述のカラーの部分が金属(真鍮)の削り出しで製品化されているものは、その分だけでも重量が重いので違いがわかります。

あるメーカーの製品だけしか扱っていないお店は、ごく限られた商品しか薦めてくれません。
そうなると、揃えられたシリンダーの中でいくら1番でも、到底安心して使用できるものではありません。
沢山の製品が比較できる専門店を選ぶことが重要なポイントのひとつです。
簡単に言えば、トヨタのディーラーで日産の車が買えないのと同じですが、大きく違う点は、車は好みで選んでも問題ないものですが、シリンダーは防犯性能で選ばないといけない商品です。
くれぐれも店選びで失敗しないようにしましょう。